仕事仲間から教わったのですが、ThinkPad の各種LEDは /proc/acpi/ibm/led から制御できるらしく、少し調べてみました。
# cat /etc/redhat-release
Fedora release 13 (Goddard)
# cat /proc/acpi/ibm/led
status: supported
commands: on, off, blink ( is 0-15)
つまりは、この /proc/acpi/ibm/led に、"0 blink" などの文字列を書き込めばいいということがわかります。0~15 までの数字で、どの LED かを指定するようです。それで、
# for i in `seq 0 15`; do echo $i; echo $i blink > /proc/acpi/ibm/led; done
とやってみると、電源ボタンの LED (白) とその隣のサスペンド LED (緑) が点滅を始めることが確認できました。対応する LED 番号は、それぞれ 0 と 7 です。残念ですが、ThinkVantage ボタンの LED (青) には変化ありませんでした・・・(-.- 残念。ドライバのソースを見てみると、
5019 static const char * const tpacpi_led_names[TPACPI_LED_NUMLEDS] = {
5020 /* there's a limit of 19 chars + NULL before 2.6.26 */
5021 "tpacpi::power",
5022 "tpacpi:orange:batt",
5023 "tpacpi:green:batt",
5024 "tpacpi::dock_active",
5025 "tpacpi::bay_active",
5026 "tpacpi::dock_batt",
5027 "tpacpi::unknown_led",
5028 "tpacpi::standby",
5029 "tpacpi::dock_status1",
5030 "tpacpi::dock_status2",
5031 "tpacpi::unknown_led2",
5032 "tpacpi::unknown_led3",
5033 "tpacpi::thinkvantage",
5034 };
5035 #define TPACPI_SAFE_LEDS 0x1081U
"drivers/platform/x86/thinkpad_acpi.c"
というように ThinkVantage ボタンの LED には、12 が割り当てられているようなのですが、
# echo 12 on > /proc/acpi/ibm/led
とやっても反応なしでした。ボタンだという違いがあるので、光るためには、さらに条件が必要なのだろうか。ねむいので、また今度調べてみます。