これまでは東プレの旧型省スペースタイプを使っていましたが、新型は今までになかった LED が搭載されており、さっそく Caps Lock で LED 点灯を確かめようとしたのですが。。。
点灯せず(あれ?)。キーを押すと大文字が入力されるので Caps Lock がちゃんと反応はしているようなのですが、なぜか LED が光りませんでした。
これって初期不良?サポートに聞くのは手間だなあなどと思ったのですが、問い合わせる前の切り分けに、別の LED 付フルキーボードを同じマシンに接続してみました。
これで LED が光るようなら、新キーボードの初期不良確定なのですが、なんとそのフルキーボードの LED も光らずでした。フルキーボードは別の CentOS7 マシンに接続していて、そちらでは光ってましたので、マシン環境の違いということになりました。
設定の差分を調べたところ、カーネルコマンドライン vconsole.keymap=jp106 の有無が違ってました。LED が光らなかったマシンにこの設定を入れたところ、コンソール画面で Caps Lock の LED が反応するようになりました。あーよかった。
[root@hoge ~]# vi /etc/default/grub ... GRUB_CMDLINE_LINUX="crashkernel=auto vconsole.keymap=jp106" ... [root@hoge ~]# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg [root@hoge ~]# shutdown -r nowなお、あとで試したら vconsole.keymap=jp106 を指定していなくても、GNOME デスクトップのターミナル等であれば、LED が点灯するようです。
Caps Lock キーなんて、まず使わないわけですが、間違って押した時に LED が光ってすぐ分かるのは利点かなと思います。
いろいろな種類がある東プレキーボードですが、静音タイプは自分としては「何か違う感」があったのと、キー荷重ALL45gが好みなので、R2TLA-JP4-BK(人気薄?)を選択しました。以前、ALL30gのキーボードを使っていたこともあるのですが、自分には軽過ぎました。R2TLA-JP4-BK は、キー刻印が見づらい(黒色に墨)ですが、まったく問題なしです。増田忠先生の練習法は、すばらしいです。かれこれ30年近く前、「ワープロ・パソコンのためのらくらくキーボード練習帳―ブラインド・タッチからワープロ検定まで〈1 ローマ字入力編〉」という本で練習したおかげで、ほとんどキーを見なくても打てるようになりました。おもえば、ブラインドタッチになってから、キーボードにこだわりだしたのでした。速く打てるようになったため、良いキーボードでないと手が痛くて耐えられなくなり。。。
R2TLA-JP4-BK の打ち心地は、かなり気に入りました。ネット上で不評な右上部分のデザインも、色合い(非静音タイプは銀色)のせいか、それほど気になりませんでした。APC は、ちょっと試してみた限りでは、違いが知覚できず。とりあえずは、ノーマル設定(キースイッチ反応位置2.2mm)で利用中です。キーストロークを浅めにできるスペーサーまで付属しますが、キートップを全部とるのが手間なので、試していません。
写真では分かり難いですが、BIOS 設定で電源投入時に Num Lock を on にする設定により、Num Lock の LED を緑色に点灯させています。このキーボードは LED の色も選べるし、輝度を調整できたりもします。写真は輝度を一番低くした状態です。
黄色い S キーは、これまで使っていた 91UBY (NG02Y0) から移植したものです。互換性のない最下段以外を全部移植しようかと思ってましたが、R2TLA-JP4-BK それ自体の美しい佇まいも捨て難く感じ、1ポイントアクセントに留めました。
以上、vconsole.keymap についての備忘録のつもりが、ついつい RealForce のレビューになってしまいました。
2018-11-29追記
せっかく購入した R2TLA-JP4-BK ですが、日本語入力の際に頻繁に使う 変換キー の位置が標準的なものと異なっており、正直使いづらくて自分には耐えられませんでした。このため、メインマシン (Windows PC) での利用は断念して、そのまま Linux サーバで利用しています。RealForce R2 シリーズは、省スペース性が旧シリーズよりも向上している点が良いのに残念です。
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