ThinkPad 25 を使い始めてから約1年、今までに1回も Web カメラを使ったことがなかったし、これはもしかすると初期不良だったのかも?
それで、Windows10 の状態 (ドライバの状態や、新しいドライバがリリースされてないか等) を調べたり、BIOS のメニューでカメラが disable になっていたりしないか?を確認したのですが、わからずでした。Windows 環境でのこの手の調査は疲れるー。
しばらく休んで気を取り直したのち、マルチブートで Fedora 28 が動くようにしてあるので、そういえば試したことがありませんでしたが、Linux で Web カメラって使えるの?と、ネット検索してみると、わりと普通に使えるらしいと知りました。まず、そもそもカメラが初期不良なのかを切り分けるため、camorama というツールをインストールして試してみたところ、ちゃんと撮影可能でした。初期不良 (or 故障) だったら lenovo に連絡とるなど面倒臭いので、まずはよかった!
それなら、Fedora で使える QR コードリーダーがあればよいと思い、chrome 用プラグインの ScanQR というのが Linux でも使えそうだったので試しました。しかし、ScanQR では、どういうわけかノイズだらけで使えませんでした。
このように、マトリックス状態です。なんじゃこりゃ です。
なお、dmesg には次のようなメッセージが出ていました。
[15220.355888] uvcvideo: Failed to query (SET_CUR) UVC control 4 on unit 1: -32 (exp. 4).uvcvideo というドライバが Web カメラの制御に関係するようだとわかり、ArchLinux のページなどを彷徨ったのですが、とうとう ScanQR を正常動作させられませんでした。
もっと他に QR コードリーダーはないか?と、ネット検索して辿りついたのが、zbar というツールです。
この zbar というパッケージに含まれる zbarcam で読み取れそうでしたが、またしても マトリックス 状態。
zbarcam の help を見てみると、こうなってました。
[root@hoge ~]# zbarcam --help usage: zbarcam [options] [/dev/video?] scan and decode bar codes from a video stream options: -h, --help display this help text --version display version information and exit -q, --quiet disable beep when symbol is decoded -v, --verbose increase debug output level --verbose=N set specific debug output level --xml use XML output format --raw output decoded symbol data without symbology prefix --nodisplay disable video display window --prescale=これを見て、ThinkPad 25 には赤外線カメラも付いてるし、マトリックス状態になるのは赤外線カメラが選択されているからでは?と試してみたら、video2 を指定することで正常に動きました!x request alternate video image size from driver -S [= ], --set [= ] set decoder/scanner to (or 1) [root@hoge ~]# ls -l /dev/video* crw-rw----+ 1 root video 81, 0 11月 3 18:57 /dev/video0 crw-rw----+ 1 root video 81, 1 11月 3 18:57 /dev/video1 crw-rw----+ 1 root video 81, 2 11月 3 18:57 /dev/video2 crw-rw----+ 1 root video 81, 3 11月 3 18:57 /dev/video3
以上、どなたかのご参考に。
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