巷で話題の2015年7月1日の閏秒(うるう秒)挿入まで、あと1ヶ月。少し前に、うるう秒対策手法の一つとして、ntpd を止めればいいのではと書いたのですが、実際 ntpd を1日止めた場合に、どのぐらい時刻がズレるのか実験してみました。
外部の NTP サーバから時刻を参照している内部 NTP サーバを止めてみて、下位の NTP クライアントの時刻がどの程度ズレるかを観測しました。
設備の都合上、2サンプルだけですが、だいたい 13 ミリ秒程度という結果になりました。ちなみに、両マシンともに、かなり古く(約10年もの)、上が Pentium4 3.06G (Northwood,FSB533Mhz)、下が PentiumD 950 3.40G (SL95V,C1) 搭載です。
OS は、どちらも CentOS 6 で、ntpd は slew モードで動作させました。
グラフは、munin によるものです。
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