2012年12月10日月曜日

3TB ディスクから CentOS 6.3 をブート

バックアップ用に 3TB のディスク (WD30EZRX/K) を購入しました。

まずは、Windows 7 で採取した CrystalDiskInfo の結果です。
ZALMAN ZM-HE350 U3E というケースに格納し、ThinkPad T510 に eSATA 接続しています。WD30EZRX/K は NCQ に対応していますが、このケース経由だと NCQ が使えません (他のドライブでも確認・経験済み) 。その点はちょっと残念。

さて、CentOS 6.3 ならば、UEFI 非対応のマシン (ThinkPad T510 も勿論非対応) でも、3TB ディスクからブート可能という情報がありましたので、実際にやってみました。他のドライブが繋がっているとヤヤコシイので、一旦 3TB ディスク以外は外してインストールしました。その後に、内臓 SSD などを戻しています。また、ThinkPad の BIOS でブートオーダーを変更して起動しました。
# parted -s /dev/sdc print
Model: ATA WDC WD30EZRX-00D (scsi)
Disk /dev/sdc: 3001GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt

Number  Start   End     Size    File system     Name                  Flags
 1      1049kB  211MB   210MB   ext4                                  boot
 2      211MB   21.2GB  21.0GB  ext4
 3      21.2GB  23.3GB  2097MB  linux-swap(v1)
 4      23.3GB  3001GB  2977GB  ntfs            Basic data partition

# df
Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/sdc2             20158332   4737476  14396856  25% /
tmpfs                  3986236       260   3985976   1% /dev/shm
/dev/sdc1               198337     51449    136648  28% /boot

# ls -l /dev/root
lrwxrwxrwx. 1 root root 4 Dec  9 22:10 /dev/root -> sdc2

# uname -a
Linux xxxx 2.6.32-279.14.1.el6.i686 #1 SMP Tue Nov 6 21:05:14 UTC 2012 i686 i686 i386 GNU/Linux
このように、うまく動作しました。
Fedora 16 以降なら、grub2 を使って GPT ラベルを付与したディスクからブート可能とは知ってましたが、grub1 でも対応パッチがあるようで、CentOS 6.3 の grub に取り込まれていたようです。

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