ところが、この環境では、ブート時に root が sdc に見えていたため、インストーラで grub インストールを行わなかった。ハマりそうだとは思ったが、レスキューモードでなんとかなるだろうと・・・
当然ながら、インストール完了後にディスクブート出来ず。まずは、レスキューモードで sdc に、 grub-install を実行した。レスキューモード任せで、/mnt/sysimage に / と /boot をマウントさせ、シェルを呼び出して chroot /mnt/sysimage 後に実行でうまくいった。
bash-4.1# chroot /mnt/sysimage bash-4.1# grub-install /dev/sdcインストーラで grub をインストールしなかったために、grub.conf が無い状態なので、手動で作成。ここで、Fedora 14 の場合は、UUID 指定が必要なようだ。LABEL指定ではうまくいかなかった。UUID は blkid コマンドで確認できます。
default=0
timeout=60
title Fedora 14
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.35.6-45.fc14.x86_64 ro root=UUID=380cc2b7-99cc-4499-8bab-a4c3653b4d63
initrd /initramfs-2.6.35.6-45.fc14.x86_64.img
ここで、(hd2,0) なのではないか?と思ったのですが、それではダメでした。Fedora が起動後は sdc に見えるのですが、この環境では、BIOS の認識順序では (hd0,0) なのです。grub のコマンドプロンプトには、ファイル名補間機能(TABで候補表示)があり、これを使えば識別できます。
GNU GRUB version 0.97 (630K lower / 653184K upper memory)
[ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB
lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible
completions of a device/filename. ESC at any time exits.]
grub> kernel (hd0,0)/vmlinuz-2.6.35. ※vm まで打って TAB で補間した場合
Possible files are: vmlinuz-2.6.35.6-45.fc14.x86_64 vmlinuz-2.6.35.10-74.fc14.
x86_64
grub> kernel (hd0,0)/vmlinuz-2.6.35.

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