2012年9月5日水曜日

SecureErase のために frozen 状態を解除する方法

SecureErase を行う際、マシン環境によっては、frozen 状態のために SecureErase 実行不能な場合があります。
hdparm の man を読むと次のような記述があります。
       --security-freeze
              Freeze the drive´s security settings.  The drive does not accept
              any security commands until next power-on reset.  Use this func-
              tion in combination with --security-unlock to protect drive from
              any  attempt to set a new password. Can be used standalone, too.
              No other flags are permitted on the command line with this  one.
これをヒントに、ではサスペンド/レジュームすれば HDD の電源が一旦切れるのだから、frozen が解除できるのではないか?っと思い、やってみたら成功しました。
マシン環境は CentOS 6.3 + ThinkPad T510 です。


上がサスペンド前、下がレジューム後です。
CentOS 6 では、LiveCD および LiveDVD が用意されているので、そちらを利用するとよいかと思います。私が試した範囲では、NEC のノートPCでもうまく行きました。

■関連記事
SecureErase を実施してみた

2014-08-31追記
OS 依存ではないとは思いますが、CentOS 7 でも、サスペンド/レジュームで frozen 解除できました。ThinkPad T510 の 2nd-HDD-bay に搭載した HDD を消去しようとして確認。
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