2016年12月12日月曜日

RHEL7 カーネルの うるう秒(閏秒)に関する不具合

次回の うるう秒挿入(日本時間2017年1月1日8時59分59秒)が迫ってますが、先週、新たに RHEL7 のカーネル不具合情報と修正版カーネルが公開されたので、備忘録として書いておこうと思います。

http://rhn.redhat.com/errata/RHBA-2016-2862.html
https://access.redhat.com/solutions/2766351

カーネル 3.10.0-514.2.2.el7 で修正されたようですが、すぐにアップデートできないなら、ntpd の slew モードを使っておけばよいです。または、ntpd を一時的に止めておく方法も可能。ちなみに、今回のRHEL7のカーネル不具合は、発生確率がけっこう低い (500回試して1回程度と記載されてます) ようです。
ChangeLog より抜粋です。
* Wed Nov 16 2016 Frantisek Hrbata <fhrbata@hrbata.com> [3.10.0-514.2.2.el7]
- [kernel] timekeeping: Copy the shadow-timekeeper over the real timekeeper last (Prarit Bhargava) [1395577 1344747]

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2012年7月1日の うるう秒 調整時の ntpd の挙動観測データ

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